2005-03-06 まつりのあと 声優 一心不乱にヲタ技を繰り出す人を思い出して泣きかけた。 ヲタ芸で泣ける日が来るなんて思わなかった。 終演後に、涙を浮かべて席を立とうとしない人を見て泣きかけた。 俺自身が全く悲しくないのが悲しかった。 最後に最前列で頑張っていた君、君を見て俺は泣きかけた。 やっぱりみんな君を愛してるよ。 会場の外に出てみると雪は降っていなかった。 悲しみは雪のように降り積もらない。 そうだ、本当に悲しい時には何も無いのだ。 何も無く、ただ悲しいだけなのだ。